茂原市ピアノ協会

ご挨拶

茂原市ピアノ協会は、1989年故衛藤五郎氏がスタインウェイグランドピアノを東部台文化会館に寄贈された事を受け、茂原に本格的なピアノ音楽を呼び込み、皆様のQOLをより豊かにするため1990年1月25日に発足しました。
以来、著名なピアニストによる演奏会、茂原市を中心とする地域のピアノ演奏者によるフェスティヴァル、ピアノの講習会、2019年からは爆増する高齢者の脳のアンチエイジングを図る為のキーボードピアノ教室を主催しています。
ご一緒にピアノの音楽が奏でてくれる充実した日々をお送りいただければ幸いです。
茂原市ピアノ協会会長 廣田洋子

高齢の皆様、キーボードピアノで楽しく脳トレをしましょう。

2040年、我が国日本は65歳以上の高齢者が全人口の35%(4千万人弱)になり、15歳から64歳までの生産年齢人口は55%まで下がります。医療福祉が深刻な人材不足に陥る状態なのに、認知症とその予備軍計一千万人超えの時代がやってくるのです。
次の画像は身体の機能と脳が使われる3Dの対応関係を纏めたもので、手や口を使うのに脳がどれだけ広く働くかがよく分かると思います。
両手指を使って音楽を楽しみながら弾くキーボードピアノは、脳の血流量を増やし、脳の活性化や認知症の予防が期待できる、高齢者にとって最も良い嗜み、脳トレなのです。
キーボードピアノを20分練習して両手指を動かすと、ニューロンの軸索が動いてきて、さらに毎日練習すると脳が変わってきます。脳トレの原理です。
キーボードピアノと言う楽器は、新しい楽器なのであまり詳細を知られていませんが、現代の技術を使って鍵盤にたくさんの音色、たくさんの伴奏、たくさんの曲を盛り込んだ音の玉手箱といった感じの楽器です。ピアノは300年前の楽器なのでピアノの音しかでないし練習は基本的に忍耐を伴うものです。一方キーボードピアノには現代の知恵がふんだんに盛り込まれているので、“弾きたくなる 練習したくなる”んです。初歩の段階から練習に集中しながらうっとりと満足することができます。美しい音楽を日々奏でることで生活に潤いが生まれます。
子供から手が離れ、仕事から解放され始めた皆様、ぜひご一緒にキーボードピアノを学び残された人生を美しく送りましょう。
茂原市ピアノ協会は、このような高齢社会を見据えて2019年から南房商事様の会議室をお借りしてキーボードピアノ教室を主催しています。

キーボードピアノ指導者

廣田洋子(茂原市ピアノ協会会長)

武蔵野音大卒後、パリエコールノルマルで研鑽を深める。ピアノ教育のライセンスを満場一致の一位で取得。シャルトル国立音楽舞踊学校、ピティナ本部講師を務める。
フランス、東京、地元茂原でたくさんのピアノの生徒を指導してきたが、現在は自宅でピアノを教えるとともに、茂原市ピアノ協会とキーボードピアノ指導にコミットしている。

片岡久美子

国立音楽大学卒業。
現在、伴奏ピアニストとして活動。愛唱歌の会「うたのわ」「うたのつばさ」、大里合唱団ピアニスト。
合唱指導者として、長南コーラス、房総の会長生支部コーラス部の指導を行う。
ピアノ・ソルフェージュ講師として、クミピアノ教室にて、後進の指導を行う。
茂原市音楽協会副会長。茂原市ピアノ協会会員。茂原deオペラ企画会員。